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『血風録』続報。

懸賞 2004年 08月 15日 懸賞

『血風録』こつこつ毎日やってます。
 基本的なストーリーは全く変わってないようなので、とにかくひたすら早送りで進めていますが、気になる点がいくつかあるので。不満点を書いてみます。システム的なものだけね。シナリオについてはまたいずれ。

 (1)感情入力時に、直前のメッセージが見返せない。
 これはアドベンチャー部では致命的な欠陥ですね。外法帖で出来たかどうか確認していないのですが、剣風帖では出来ていました。改悪されるってのはどういうこと?
 メッセージをぶっ飛ばしていると、いきなり感情入力になって、何を聞かれたか分からないので、とりあえず【友】押しとけ状態ですよ。…毎回そんなんじゃ、やる気でないよね(苦笑)。
 そりゃあ、メッセージを高速表示している方が悪い、と言われればそれまでですが、大して興味のない説明とかウンチクとかいちいち読んでいられないですよ。それにほとんどの言葉は今更説明されなくても知ってるしね。

(2)セーブの操作性が悪い。
 どうして一回のセーブで何度もメモリーカードを読み込むのか。いったい何をやっているのやら。しかも「ゲームを続ける」で「いいえ」を選んでも、また同じ画面に戻るだけ。それなら聞くな!
 それにたくさんセーブが出来るのは良いけれど、画面が小さくなってしまったので、最新のデータがどれだか分かりにくいのよ。ゲームの起動時に最新データに勝手にカーソルが合う、くらいのことをしてくれるんなら良いんだけどね。スタート時に「つづきから」になっていないくらいだから、無理だろうな。

(3)戦闘になる前にメンバーを選んでも、セーブ後には元に戻る。
 これは外法帖でも気になっていた問題ですが、やっぱり改善されていませんでした。セーブの場所が分かりにくい点は直っているけどね。

(4)アイテム・装備品が選びにくい。
 これも外法帖から変わらず。骨董価値や式神作成のために、アイテムをたくさんもっていないといけない構成になっているにもかかわらず、アイテムが「○○×2」というような表示にならないのは何故。
 現在の装備品の効果が分からないのも変わっていないですね(どの状態異常に耐性があるか)。いちいち今装備しているものを外して説明を見なきゃいけないし、見るにしてもアイテム数が多いから大変で。こういう些細な事に手間を掛けさせられると、余計にストレスが溜まるんですよね…。


いちおう改善されたものもあります。

(1)戦闘参加人数が8人から10人に。
 これは嬉しいですね。剣風帖よりもキャラクターが増えているのに、参加人数が減るっていうのが意味不明ですもん。8人だと本当に戦力になる人だけしか入れられませんが、10人だったら一人や二人は趣味のキャラを入れられます(笑)。今まで育てにくかった人も使ってあげられるようになるよね。

(2)敵ユニットが複数回攻撃する。
 APがなくなるまで複数回の攻撃をするようになりました。ま、これは当たり前ですよね。こちらだって何度でも攻撃できるんだし。戦闘パートはただでさえ難易度が低くて、よっぽど弱いキャラを最前線に出すとか、傷ついたキャラクターの回復を忘れるとか、しなければキャラが死ぬこともないのですから。

 でもやっぱり、新たに出した割には、全体的に不満点が改善されていない印象ですね。操作性が悪いのは一番ストレスが溜まるので、せめてセーブ関連だけでも改善する機会があったら、変えて欲しいです。




ここから下はネタバレです。ご注意を。

 シナリオの内容を考えて、陽→陰の順番でやってます。
 やっぱり陽で鬼道衆と戦いながらも、憎めなくなっていて、彼らはいったいどんな人なんだろう、と思いながら、陰をプレイして真実を知る、という方が正しいルートだと思うので。
以前にも陽→陰だけではなく、陰→陽ルートもやりましたが、陰を終えて陽をやると、龍閃組の能天気さが見ていて辛くなっちゃうんだよね。痛いというか。「気楽で良いよな、お前ら」って感じなの(苦笑)。

 では各話別の感想行ってみましょう。

『第弐話 妖變』
 蕎麦屋で京梧に「どうだ?」と聞かれ、感情入力。ここはお約束の【愛】を入れておきました。するとやっぱり「そうか、そんなに蕎麦が好きか」と(笑)。今更だけど、『龍閃組』ってネーミングは、どうもイマイチだよねぇ…。
 【インターバル会話】全員と会話できるので、色々な人の意外な顔が見られて嬉しいです。特に雄慶がなかなか良い雰囲気をかもし出してくれるんですよね。夕日に沈んだ河原というムード満点のシチュエーションだからでしょうか(笑)。

『第参話 白蛇抄』
 京梧が雄慶に「ク・ソ・ボ・ウ・ズ」発言。こ、こんな可愛いこと言っちゃってイイの?(笑)。やっぱりこいつは受けくさい…。「だよな~。へへへっ」もヤバいよな…。
 【インターバル会話】またも雄慶がやってくれました。「もっとこっちへ」と誘ってくれるのは嬉しいですが(本気でドキドキしたよ…笑)、結局会話は説法かよ。そんな所も雄慶っぽくて良いけどね。

『第四話 付喪』
 飛脚の黒ちゃんと話していたら、こっそり横から支奴が覗いていました。あれ?こんなイベントあったっけ?これじゃ単なる変態さんっすよ(苦笑)。
 もしかして大宇宙党へスカウトしようとしていた?分かりにくいなぁ…。そんな伏線張るくらいなら、本編でちゃんとやってくれ。ということは、つまり大宇宙党は支奴が結成したってことですね?(似合わないけどな…)。
 【インターバル会話】小鈴が意外と可愛かったです。一ヶ所しか行けないと、どうしても小鈴には会わないからね~。杏花も普段は会えない分(笑)、ここで会えて良かったな。

『第伍話 刺客』
 涼浬ちゃんと奈涸兄さまが出てくれるだけで嬉しいです。ふふふ。しかも奈涸兄さまは攻撃力も強いので、傷ついたひーちゃんを回復させることもなく、ぼんやりしていたら死なせちゃいました(バカ)。
 【インターバル会話】雄慶に「亀井戸の藤は見事だ。今度見に行ってみるか?」みたいなことを言われて、やっぱりちょっとドキドキ(笑)。京梧は蕎麦の早食い的な話ばかりなのに…。

『第六話 妖洛行』
 レベルを上げすぎちゃって、壬生くんもあっさり撃破。おかしいなぁ、昔やった時はもうちょっと苦戦したと思うけど…。やっぱり壬生くんの後ろ髪は素敵でした。まぁでも新選組を無理やり絡める必要はなかったかな。新選組ファンとしても、壬生くんファンとしても余計なお世話って気がします。
 【インターバル会話】何だかなぁ。思わず毎回、一番最初に雄慶の所にいそいそと行ってしまいます。だって京梧を始めとして、他のキャラはしょうもない日常会話ばかりだけど、蕎麦とか蕎麦とか蕎麦とか。雄慶は良いムードを出してくれるんだもん。自由会話って、こういうものでしょ、本来は(笑)。

『第七話 夜祭』
 このシナリオ、全く思い入れないんだよね。なんつーか意味不明でさ。お花ちゃんや十郎太のイベントも少しは増やしてくれたら良かったのに。
 特にお花ちゃんがどうして大宇宙党なのか、全然分からないです。武流は普段の鬱屈が溜まっている分、変身すると別人になるというのも分かる気はするけど。お花ちゃんはそういう子じゃないよねぇ?確かに忙しそうに働いてはいますが、仕事に誇りを持って頑張っている感じですよ。十郎太は言うに及ばず。
 だから余計に彼らが武流と仲が良い理由も不明。ついでにこのシナリオで九桐と戦うのも意味不明。
 【インターバル会話】今日もまた河原にて、雄慶と二人で夕日を眺めました。ムード満点です。なんだろう、なんでこんなに雄慶はラブラブモードなんだろう。他の人がそっけないだけに、すごく気になります(笑)。

『第八話 月哮』
 この回、犬神さんがセーブ画面だし、最初に意味ありげに出てくる割には、結局シナリオには全然関係ないという…。比良坂とか雹とかに関係したタイトルには出来なかったのか。無駄に期待してしまって切ないわ。
 【インターバル会話】花音ちゃん、なごみます。いいよねー、方言って。実際に発音とかどうなのかと思いますが、私はその辺は良く分からないし、朴訥とした雰囲気が出ているから良いかなぁ。でもいつ見ても茶屋で働いているこの子。たまには買い物とかお散歩とか、させてやりたいなー。

『第九話 蛍』
 梅月先生、好きなのよ。俳句技をいじれば、意外と戦闘時にも役立つし。その後のインターバル会話でも良い味だしてるのよね。真那ちゃんはその分あまり思い入れはありませんが。だってこんなの公儀隠密に入れちゃって良いのかよ。あ、そうそう。風祭ちゃんはやっぱりめちゃ可愛かったです☆
 【インターバル会話】うわー、小鈴のチャイナドレスが。すごく可愛いです。あ、藍さまも素敵ですよ。メイド服も可愛かったですが、チャイナドレスの方が似合っていますね、うん。赤い服のオジサンがくれたとか。ブラドか?(笑)。

『第拾話 紅綯』
 長屋で会ったほのかちゃんがいきなりシスター服に生着替えを…。こんなシーンあったか?しかもただの酔っ払いクリスと絡むシーンも追加。なんじゃこりゃ。
 それでいて、その後クリスに会ったら「初めて会うね」なんて言われるしな。ほのかちゃんもシスター服になったら、京梧が「その格好初めてだ」とか言ってるし。…このくらい直しといて下さいよ。
 【インターバル会話】梅月先生と真那ちゃんがほのぼの会話を繰り広げております。うふふ、すっかり仲良しになったのね、二人とも。…なんつって藍さまっぽく喜びを表現(笑)。意外と梅月先生は面倒見の良い人なのだな。さすがに伊達に「先生」と呼ばれてはおりませんね。

『第拾壱話 燧火(前編)』
 京梧の「団子食いながら」の言葉に思わず【愛】を入力したら、「お前、そこまで俺の…、いや団子の事を…」と意味深な台詞(笑)。そうそう、こういうのが欲しいのよ。今回は剣風帖と違って、気の利いた会話が全然ないからさー。
 「そうだろ、ひーちゃん」【友】入力「そうだよな」って、そんなのばっかり。相槌を打ってればイイのか、そうなのか?京梧よ…。
 御用提灯のムービーが増えているような気がしました。そんなの要るか。
 【インターバル会話】梅月先生にとても優しい声で「頑張るんだよー」と言ってもらいました。ああ、嬉しいなぁ。なんというか、この人が一番まともだわ。

『第拾弐話 燧火(後編)』
 戦闘ばっかりで、大して書く所もナシ。ピセルも意味不明だしね。何なんだ、これ。だから私はいつも美冬にしちゃいます。だって、これでピセルにしちゃったら、あまりにも美冬が可哀想じゃない。
 【インターバル会話】そんなこんなで美冬の入浴シーンが。でも全然色気ナシ。もしかしたらピセルでもこのシーンがあったとか?それならピセルにしても良かったな(爆)。
 葛乃ちゃんが意外にも可愛い悲鳴を上げていて、女の子っぽい所を覗かせていました。イイよね、こういうの。
 梅月先生はすっかり子守り担当になったようですね。微笑ましいし可愛いわ。

『第拾参話 螺旋』
 いきなり三ヵ月後ってやっぱり違和感あるなぁ。その間いったい何やってんたんだ、と思っちゃいます。とにかく劉くんは可愛いですけど(笑)。剣風帖よりも可愛くなってます。はっきり言って剣風帖至上主義の私ですが、劉くんのキャラデザインはこちらの方が良いかも…と思ったり(苦笑)。
 とりあえず、この場は柳生宗崇にやられて終わりですね。ここで痛々しい仲間たちの絵が入っていましたが、前回も在ったっけ?つ、辛いなぁ。
 ここではインターバル会話は無し。

さてと。
 私は陰の方がキャラクターもシナリオも好きなので、これからが本編という感じです(笑)。楽しみだな~~~。

by mgear | 2004-08-15 20:32 | ゲーム

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