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お見舞い申し上げます。

懸賞 2004年 10月 27日 懸賞

新潟県中越地震。

被害に遭われた方、現在も避難生活をされている多くの方々にお見舞い申し上げます。
本当は書くのを止めようかと思っていたのですが…。



 こういう大きな災害や事件が起こると、いつも思うのですけれど。
 つい誰も彼もが「大変だ!」というスイッチが入って、いつもと同じようなことをしていても「不謹慎」と言われたり、何もかも「自粛」ムードに包まれたりします。
 テレビのニュースもそればかりになるし、余計に危機感があおられるので、仕方がないのかもしれませんが。

 でも、だからこそ。
 こういう時に楽しい話をしたって良いじゃないですか。明るいニュースを語りませんか?と思うのです。

 どこを見ても、つらい、悲惨だ、大変だ、苦しい、そんな状況ばかりでは、実際につらい生活をされている方に、何の慰めにもならないですよね。
 小泉総理が被災地に行くとか行かないとか言われていますが、それだったら、お笑い芸人さんとか落語家さんとかが行って、楽しませてあげたら良いのに、と思います。もしかしたら、すでにそういう活動をされている方も居るのかも知れませんが、私はニュースでは見なかったです。

 それともやっぱり不謹慎だと言われちゃうのかな。真剣に笑わせてあげようとしても、そんな場だとふざけているように思われちゃうのかな。そもそも危険を冒してまで、まだ余震の続く被災地に赴こうとする芸人さんがいないかも…。

 そんなことを言うなら、まずはお前が行けよ、と言う方もいるかもしれませんね。私は力仕事も出来ないし、医療知識もないし、何の技術も持っていないし、人を笑わすことも出来ませんが、それでも現地に行けば行ったで、「いないよりはマシ」な程度には何かが出来るかもしれません。
 でも、私は行かないです。今の私には別にやらなくてはいけないことがあるし、それを放棄することで、困る人が何人かは居る訳です。その人たちを犠牲にして、他の人を助けるというのは違うんじゃないの?と思うからです。
 私はここで私に出来ることをやります。それは会社に行ったり、毎日の食事を作ったり、洗濯したり、といった取るに足らないようなことですけれど。

 自己弁護だと言われても構いませんが、こういう時こそ、「いつものように」過ごすことも大切なのではないか、とも思うのでした。

by mgear | 2004-10-27 03:02 | 日常

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