エッシャー展に行ってきました。

懸賞 2006年 12月 17日 懸賞

「スーパーエッシャー展」を見てきました。
1月13日までなので、お早めにどうぞ。
公式サイトが凝りすぎちゃって見づらいですけど(苦笑)。



渋谷の「Bunkamuraザ・ミュージアム」で開催です。
ということで、若者が多かったですね。
最近はずっと日本画ばかり見ていたので、
余計にそう感じるのかもしれませんけれど(苦笑)。

驚いたのは、音声ガイドがニンテンドーDSLiteだったこと。
しかも無料だったんですね、これ。
どうりでみんな使っていた訳だ。
たいていは有料なので、いつも借りないから、気にしていませんでしたが、
それなら借りれば良かったな。

特にエッシャーのように、パッと見て分かりづらい絵だと、
ガイドがあると良いですよね。
みんな無料にすれば良いのに。

とはいえ、ガイドを聞きながらだと、どうしても遅くなるので、
ものすごく混みます。列が進まなくてうんざり。
しかも土日はダメですね。
私たちが中に入った時は、それほどでもなかったのですが、
出る頃には、チケットを買うだけで一時間待ちになってましたよ。
行こうと思っている方は、チケットを事前に買っておくと良いかも。


で、エッシャー展ですが。
私はすごく楽しめました。
一緒に行ったダンナさんはピンと来なかったみたいですけど(苦笑)。

私自身、あまり木版画を見たことがなかったのですが、
版画でここまで緻密で繊細な表現が出来るのか、と驚き。
ほとんどが白と黒のモノトーンでありながら、
立体感があって、コントラストが美しくて。
ちょっと水墨画にも通じるような魅力を感じました。

同じ図形を組み合わせて、ぎっしりと敷き詰める、
ジグソーパズルのような正則分割も、
見ていて楽しくて、どうしてこんなことが思い付くのか、
そのアイディアにも驚かされました。
ちなみに、どんなものなのかは、こちらをどうぞ。
トカゲが素晴らしいと思います。

それから、忘れてはいけないのが、もちろん『だまし絵』ですね。
エッシャーといえば、まず思い浮かぶと思われる、
階段をいつまでも上り続ける(降り続ける)絵とか、
水が上に昇って、滝が流れ落ちている絵も、ちゃんとありました。
見れば見るほど不思議で、くらくらしてしまいます。
細部を見ていると、どこもおかしくないのに、
全体を見ると、なんか違和感があるんですよね。

でもこれが可能なのは、細部の描写にリアリティがあって、
立体表現がとても緻密だからなんですね。
「だまし絵」以前に、エッシャーはかなりイタリアの風景を
版画にしているのですが、それが活きているのが良く分かります。
順を追って見ていくからこそ、変化や進化が分かるんだなぁ。

とにかく展示点数がすごく多いです。
全部見ていくと何時間も掛かります。
みんな音声ガイドを聞いているから、余計にね(苦笑)。

でも、どれも興味深くて面白い作品ばかりでした。
お札のデザインにも募集したようですが、
あまりにも緻密すぎてボツになったとか(笑)。
そんなラフスケッチや、下絵、習作もたくさんあって、
本当に見ごたえがありましたよー。

その他にも、出口にはエッシャーのガチャガチャがあったり、
全体的に若者向けだという印象でした。
さすが渋谷。
イメージソングがあったり、3D映像があったり、
音声ガイドのことにしても。
イベント全体にかなりお金掛かってますね(笑)。

でもこういうことをきっかけに、
若者が美術館に足を運ぶのは良いと思います。
(年寄りくさいコメント)
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by mgear | 2006-12-17 21:00 | アート

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