大山にハイキングに行ってきました。
2005年 05月 03日
たまに山登りなんかすると翌日大変なことになっちゃいますね…。
登山靴を買ってからというもの、何度か山登りをしているのですが、冬の間はなかなかそれも出来ないので、ようやく登山解禁となりました。
靴が駄目になるまでに、元を取れるようにたくさん登らないと。でもいきなりスゴイ山に登るのは体力的に無理…、ということで、リハビリを兼ねて「大山登山」です。
大山は標高は約1252m、それほど高い山ではなく、実際に小さな子供でも登っているようなハイキングコースでした。
山のふもとには階段沿いに、お土産物屋さんが立ち並んでいます。この中の一軒で「たけのこ弁当」を買いました。
大山といえば「豆腐」「こま」などが有名です。ケーブルカーで山の中腹までは登れるので、そこで景色を楽しんで豆腐コース料理などを頂くのも良いですね。
余裕のある方は下から全部登るようですが、私たちはそこまでの気力がないので(笑)、途中まではケーブルカーを利用しました。
ケーブルカーから頂上までは、斜面が急で距離が短いコースと緩やかで距離が長いコースがあります。
普通に考えれば、登りを緩やかコース、下りを急コースにするのが良いと思うでしょうが、私は登りが急で、下りが緩やかの方をオススメします。
というのも、実際に歩いてみると分かりますけれど、緩やかコースは景色が全然変わらないので退屈な上に、あまり周囲が見渡せないので、自分がどのくらい登ってきたのか、頂上まで後どのくらいあるのか、まるで分からないんです。肉体的には楽かもしれませんが、精神的には苦しいですよ、きっと。
急なコースは、確かに道はきついです。ハイキングコースとはいっても、道は険しいし、岩がごつごつしている所を登らなきゃいけないし、勾配も急だし。ちゃんとした装備をしていないと大変かも。
でも、下社から山頂までを一丁目から二十八丁目まで分けてあり、その目印になる石碑が立っているので、自分がどれくらい登ってきて、後どのくらい残っているか、すぐに分かりますし、次の石碑まで頑張ろう、と励みにもなります。
私たちはほぼ一丁目ごとに休んでいました(休みすぎ…)。
そんなのろのろペースで登ったので、結局山頂までは2時間くらい掛かりましたが、普通の人なら1時間から1時間30分ほどで着くはずです(苦笑)。
山頂からは天気が良いと富士山も見られるようなのですが、私たちの時はうっすらと白い稜線が見えるくらいでした。春だから仕方がないかな。
休日だったこともあり、山頂にはかなりの人でごった返していました。しかもちょうどお昼時だったので、昼食を食べる場所を確保するのも大変。ま、ちょうど昼頃に着くように計算して登り始めたんですけども。
私たちは無理やり斜面の所に座りこんで食事にしましたが、後になって、もっと良い場所を発見しました。残念。
実は、トイレの向こうに高いアンテナが立っている施設(NTT安倍川無線中継所らしい)があって、その奥に見晴らしの良い広場があるんです。こちらにはほとんど人も来なくて広々として気持ち良かったです。もしもこれから行かれる方は、ぜひこちら側で昼食をどうぞ。
それでも思いっきり運動した後だからか、途中で買った「たけのこ弁当」がものすごく美味しく感じられました。
あ、ちなみにケーブルカーを下りた所にも大きな売店や茶店があります。急なコースには途中に売店があってジュースなどが買えたり、山頂でもカレーなどを出す売店があったりします。 が、それを当てにするのはどうかな。特に山頂の売店は数も限られるでしょうしね。
何にせよ、十分に準備をしてから登りましょう。
それから私たちは緩やかなコースを通って、山を下りることにしました。どうせなら違う道から帰りたかったので。
上でも書きましたが、こちらのコースはかなり退屈。ずーっと景色が変わらないんです。道は緩やかで歩きやすいんですけどね。急な方を下るのはかなり大変だから、こちらを通る方が正解だとは思うんだけど…。
ケーブルカー近くには見晴台と神社と滝があります。山頂まで登るのは大変ですが、ケーブルカーから軽いハイキング気分で、見晴台まで歩く人もいるようですね。ちょっと距離はありますが、道はなだらかなので、お弁当を景色の良い所で食べたい方にはおすすめです。
結局、下りも距離が長かったので、二時間くらい掛かりました。ほとんど休まずに、ハイペースで下りてきたので、普通の人でも同じくらいなんじゃないかなぁ。
往復で4時間、5kmくらいは歩いたでしょうか。…疲れました(苦笑)。
案の定、翌日には筋肉痛で足がガクガクでした。でも翌日に出るだけまだマシかな。
by mgear | 2005-05-03 20:05 | 旅行